2013年10月31日

山梨へ行ってきました②

前回の続きです。

奥野田葡萄酒さんの次は、フィガロでもお取り扱いをしている、大和葡萄酒さんへ伺いました。
日曜日は工場が閉まっているので、売店兼バーで試飲させていただきました。
昨年の日本ワインコンクールで、番イ(つがい)甲州シュールリが、国内品種白部門で、最高部門賞を取りました。

このワイン、ミネラル強化プロジェクトの元に生まれたワインです。
ミネラル強化とは何ぞや? 質問してみました。
もともと山梨県では、あわびの旨煮が名物なんですが、あわびの殻が廃棄物として出てしまいます。
その貝殻を砕いて畑に撒いたり葉に散布したりして、日本の土壌に不足している石灰質の性質を加え、ワインにミネラル感をもたらしているとのことでしたface08
なんとも一石二鳥のプロジェクト。
ごみも減り、ワインもおいしくなるなんてすばらしいですね。

ここはビールも造っています。

甲斐ドラフトビール。
作りたての新鮮な無濾過のビールは酵母の風味がとても豊か。

さて次は、宿泊施設のぶどうの丘に到着です。
ここの醍醐味は地下のワインカーブ。

タストヴァンを購入して、180種類のワインが試飲できます。
中にはルヴァイヤートの古酒1993年ものなんかもありましたよ。

ぶどうの丘には宿泊施設とレストラン、温泉まであり、とても充実しています。

部屋からの眺めは勝沼のブドウ畑を一望でき、とても癒されます。
温泉、天空の湯からの夕焼けもとてもきれいです。
ぜひ勝沼を訪れた際は寄ってみて下さい。
  


Posted by shimy at 13:36Comments(0)ワイン

2013年10月29日

山梨へ行ってきました①

こんにちは。
先日、日曜月曜と連休をいただき、山梨へ行って来ましたので、そのレポートを。

まず訪れたのは、奥野田葡萄酒醸造さん。

以前、田崎さんの教室に通っていたときに出会ったワインで、まだ歴史は浅いながらもすばらしいワインを造っている方です。
ここは2ヘクタール弱の自社畑で、カベルネ、メルロ、シャルドネなどの外来品種を中心に栽培しています。
醸造所のすぐ裏にある畑、ヒヤケヴィンヤード。

その名の通り、日差しがとても強く感じます。
カベルネなどの晩熟ブドウには最適の場所と思われます。
日本によくある栽培法の棚作りではなく、一株ずつ植える垣根栽培です。
雨の多い日本では、湿った地面に近いと病害を受けやすいので、
多くの方が棚仕立てにしますが、垣根のほうがブドウの糖分は多くなります。
ブドウの木を密植することで、ブドウ根をまっすぐ下に伸ばし、地下深いところの養分を吸い込めるようにしています。
畑は手入れが行き届き、とてもすばらしかったです。
農薬を極力抑えていて、自生酵母での発酵が出来ます。

畑見学の後は、お洒落なテイスティングルームの中で試飲をさせていただきました。

本日飲ませていただいたのは5アイテム

右からハナミズキ(甲州)
桜澤シャルドネ
奥野田ロッソ(メルロ、カベルネフラン)
ヒヤケヴィンヤード メルロ&カベルネソーヴィニョン
奥野田ドルチェ このゆびとまれ(デラウエア新酒)

自社畑の桜澤、ヒヤケVは、欧州スタイルの力強い印象。
贅沢にフレンチオークの新樽熟成を経ています。
ハナミズキ、奥野田シリーズは繊細で果実の香りがとても豊かでした。
力強さと繊細さを兼ね備えた味わいは、温暖だがヨーロッパより雨が多い日本のならではの気候がもたらすスタイルでしょうか?
しかしこのポテンシャルのワインが日本で作られているのには驚き。
梅雨や秋の台風の被害を受ける日本では、相当な努力が必要に違いありません。
ますます目が離せません。

  


Posted by shimy at 13:47Comments(0)ワイン

2013年10月25日

グツグツ温かメニュー登場

こんにちは。
最近はめっきり気温が下がり、秋らしくなって来ましたね。
夜はぐっと冷え込みますから、風邪など引かないようお気をつけください。

さて、ご連絡が遅れてしまったのですが、
フィガロは秋冬メニューへとシフトチェンジしましたemoji28
この季節に恋しくなる、グツグツあったかメニューがたくさん仲間入りしました。


こちらは自家製ソーセージのカスレ。
カスレは南仏の煮込み料理。白いんげん豆とお肉のコトコト煮込みます。
またこれが赤ワインに良く合うんだなぁicon68
ローヌのグルナッシュ系のワインがいいです。


そしてこちらはホタテ貝グラタン。
捕れたて新鮮な殻付きホタテをホワイトソースとチーズでグラタンにface05
もはやこれは冬の定番ですね。
ワインはやっぱまろやかなシャルドネかな。


そしてオープン時に人気だった小エビとキノコのアヒージョアヒージョが復活しました。
グツグツのオイル煮は寒い夜に体を芯から温めてくれそう。
残ったオイルにパンを浸して食べるのも最高face25

寒い日にはフィガロで、美味しい料理とワインを食べ、身も心も温まりに来て下さい(^o^)/  


Posted by shimy at 13:49Comments(0)料理

2013年10月12日

三陸産殻牡蠣入荷してます

こんにちは。
10月だというのに毎日暑いですね。
例年こんな日があったかな?というくらいに夏みたいです。
しかし、フィガロにも冬場が旬の殻牡蠣が入荷して参りました。
食のサイクルは着実に秋へ冬へと向かっています。
先日まで入荷していた岩牡蠣はまた来年までお預けです。

ここで、岩牡蠣と殻牡蠣(真牡蠣)の違いを少しご説明。
岩牡蠣は天然のものが多く、夏場に捕れます。あまちゃんで一躍有名になった海女さんが、一つずつ捕って来てくれます。
なので、海水の温度が低くなると岩牡蠣は捕れなくなります。
そして冬場は養殖の殻牡蠣が出回ります。殻牡蠣は夏場に産卵期を迎えるので、夏は毒素を含むため、食べられません。
見た目はほとんど同じ牡蠣なのに、食べる時期が違うのはこういう理由なようです。

さあ、これからシーズンを迎える殻牡蠣。
まずは三陸産のものが入荷してます。
三陸のものは、殻が大きめ、身もしっかりしています。
これに合わせていただきたいワインは、山梨、大和葡萄酒さんの番イ(つがい)シュールリ。
牡蠣とワインを合わせるキーワードはズバリミネラルです。
こちらの番イ、畑に牡蠣殻等を撒いてミネラル分を強化しています。
心地よいミネラル感が牡蠣と良くマッチしてます。
只今グラスワインでご提供中です。
牡蠣とワインのマリアージュを楽しみにいらして下さいm(__)m






  

Posted by shimy at 16:33Comments(0)料理

2013年10月01日

10月のおやすみ&秋祭り御参加ありがとうございました

こんにちは。
先日のときわ町秋祭りには多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございましたicon12
いい天気にも恵まれ、とてもよい一日でした。
共同開催したレジーナさん、フロマージュミナミさんも大盛況だったようです

フィガロのお料理では、フォワグラたこ焼きが大人気でした。
予定数が夕方にはなくなってしまい、食べられなかった方にはご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。
ライブも多くの方が楽しんでくれて、席が外まではみだしていまいました。
輪投げもとても盛り上がって、一人で8本もワインをゲットした方もいたそうなface08

本当に多くの方に楽しんでいただけうれしかったのですが、何よりいつもはライバル店という位置づけの私たちがひとつのチームとなり、イベントの盛り上げを共有できたことがとてもうれしく思いました。
同じ地域で商売をさせてもらう仲間として、今後とも力をあわせて頑張っていけたらいいな、と思います。

残念なことに当日の写真がぜんぜん撮れなかったので、一緒に盛り上げてくれたカリカチュア担当の福田さんの絵をアップします



本題を忘れるところでしたが、今月のお休みをご連絡します

6(日)
13(日)
20(日)
27(日)
28(月)

以上今月の休日とさせていただきます。

今月の満月のフルムーンワインバルは19(土)に開催します。
お楽しみに157  


Posted by shimy at 11:54Comments(0)お知らせ