2013年10月29日

山梨へ行ってきました①

こんにちは。
先日、日曜月曜と連休をいただき、山梨へ行って来ましたので、そのレポートを。

まず訪れたのは、奥野田葡萄酒醸造さん。
山梨へ行ってきました①
以前、田崎さんの教室に通っていたときに出会ったワインで、まだ歴史は浅いながらもすばらしいワインを造っている方です。
ここは2ヘクタール弱の自社畑で、カベルネ、メルロ、シャルドネなどの外来品種を中心に栽培しています。
醸造所のすぐ裏にある畑、ヒヤケヴィンヤード。
山梨へ行ってきました①
その名の通り、日差しがとても強く感じます。
カベルネなどの晩熟ブドウには最適の場所と思われます。
日本によくある栽培法の棚作りではなく、一株ずつ植える垣根栽培です。
雨の多い日本では、湿った地面に近いと病害を受けやすいので、
多くの方が棚仕立てにしますが、垣根のほうがブドウの糖分は多くなります。
ブドウの木を密植することで、ブドウ根をまっすぐ下に伸ばし、地下深いところの養分を吸い込めるようにしています。
畑は手入れが行き届き、とてもすばらしかったです。
農薬を極力抑えていて、自生酵母での発酵が出来ます。

畑見学の後は、お洒落なテイスティングルームの中で試飲をさせていただきました。
山梨へ行ってきました①
本日飲ませていただいたのは5アイテム
山梨へ行ってきました①
右からハナミズキ(甲州)
桜澤シャルドネ
奥野田ロッソ(メルロ、カベルネフラン)
ヒヤケヴィンヤード メルロ&カベルネソーヴィニョン
奥野田ドルチェ このゆびとまれ(デラウエア新酒)

自社畑の桜澤、ヒヤケVは、欧州スタイルの力強い印象。
贅沢にフレンチオークの新樽熟成を経ています。
ハナミズキ、奥野田シリーズは繊細で果実の香りがとても豊かでした。
力強さと繊細さを兼ね備えた味わいは、温暖だがヨーロッパより雨が多い日本のならではの気候がもたらすスタイルでしょうか?
しかしこのポテンシャルのワインが日本で作られているのには驚き。
梅雨や秋の台風の被害を受ける日本では、相当な努力が必要に違いありません。
ますます目が離せません。




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Posted by shimy at 13:47│Comments(0)ワイン
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