2014年03月07日

ブイヤベースにまつわる私事

こんにちは 初めまして
2月から料理を担当している松浦です
どうぞよろしくお願いします m(__)m

このたび
フィガロでは、グランドメニューを一新いたしました
フランス地方料理がふんだんに盛り込められ
よりビストロ色が強いメニューになっております

今日は、そのなかの一品
ブイヤベースを紹介したいと思います

と言っても写真がないのですがface07

ブイヤベースはフランス南部 マルセイユの郷土料理
おもに魚介類をトマトやサフランなどで煮込んだスープ
ルイユ、アイヨリというニンニクいりマヨネーズと共に食されます

そのむかし、フレンチコネクション2という映画をみまして
ブイヤベースにまつわる私事
はい、ジーンハックマン主演の名作です

舞台はマルセイユ
ポパイ刑事が美味しそうにブイヤベースを食べるシーンがある
「ここにきたら、これを食べなきゃな」
…そういったかどうか…記憶が曖昧ですが

とにかく この映画をみて
無性にブイヤベースが食べたくなった

それにしても30年も前のこと
そんなものが食べられる場所も知識もない…

そんなとき、たまたま姉が読んでいた雑誌で
ブイヤベースの作り方をみつけたのです

それまで料理の心得もなにもなく
ただ、未知の異国の料理が食べたい一心で
ブイヤベースを作ってみることにしました

ところが、そのレシピにあるような食材が
その当時の田舎の町には 何もなく
かなりアレンジしたものになりました

しかし、これが奇跡的に美味かったのです!

オリーブオイルやサフランなど (当時としては特殊な)ものを使わなくても
ちゃんと魚や野菜の出汁がでていれば 十分美味しいのですね
そこが、郷土料理 伝統料理の故であるのかもしれません


それから数年後
ポパイ刑事が食べたブイヤベースを
現地で食べることができました

でもね、そんなに感動がなかったんです
自分で作った 初めてのブイヤベースや
バルセロナで食べた 洗面器ぐらいの量のSopa de Pescado
に比べたら…


ブイヤベースは 僕にとってみれば
思いで深きものでもあり ハードルが高いものでもあるのです
魚介の選択が違えば かなり違った味わいになるし
煮込み時間によっても 出汁や香りが変わる
ん~なかなかの難題

また、ご意見をお聞かせください




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Posted by shimy at 01:10│Comments(0)料理
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