2018年09月03日

第7回フィガロワイン塾レポート①

こんにちは。8月29日に、7回目のワイン塾を開催しました。
テーマはプロヴァンス地方についてでした。
そのまとめをしてご報告します。

プロヴァンス地方はフランス南部の世界的に有名なリゾート地です。
コートダジュールと言われる美しい海岸線、数々の世界遺産があり年間を通じて多くの人が訪れます。
気候は穏やかで雨が少なく晴天が多く、ぶどうの生育には非常に恵まれた地域です。(年間日照量2500時間、年間降水量650ミリ)
ミストラルと言われるア。ルプスから吹く乾燥した風のおかげでカラッとしていて、ぶどうの病害も影響を受けにくいです。

ワイン造りの歴史はフランスで最も古く、紀元前6世紀にはギリシャ系の移民によってワインが作られていました。
その後ローマ帝国、フランク王国、神聖ローマ帝国など、支配国が様々に変わりますが、アヴィニョンがキリスト教の中心地になったことで、
キリスト教の発展とともにプロヴァンスでのワイン造りも盛んになっていきます。
フランス革命後、発達した鉄道網のおかげで遠くにワインを運搬出来るようになり、力を持ったパリの庶民たちが良質で安価なプロヴァンスワインを求め、脚光をあびるようになりました。
1936年、シャトー ヌフ ド パプ がAOC第1号に認定されました。その後1977年に、プロヴァンスの各地も認められるようになり、現在9つのAOCが認定されています。

ぶどうの栽培面積は2.5万ha、年間生産量は120万HL。
作られるワインは、白ワインが5%、赤ワインが25%、ロゼワインが70%を占めます。
主な栽培ぶどう
赤:グルナッシュ、シラー、サンソー、カリニャン、ムールヴェードル
白:クレレット、グルナッシュブラン、ユニブラン、ロール
生産されたワインの40%以上は現地で消費されます。

コルシカ島について
地中海に浮かぶ島、年間日照量は2900時間。フランス随一の日照量を誇る。
元々はジェノヴァの支配下でした。
19世紀にフランス領になりますが、ワイン造りはイタリアの影響を受けています。

ぶどうの栽培面積は6900ha、ワインの年間生産量は38万HL。
主に作られているぶどう
赤:ニエルッキオ=サンジョヴェーゼ、スキアカレロ
白:ヴェルメンティーノ、ユニブラン

ここまでは概要です。
次のページでは、ご用意したワインとお料理のご紹介です。


プロヴァンスワイン






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